昨年11月から大石紬の研修を受けている大石出身の研修生の方が、遂に縞柄の半巾帯を織り上げました!
お仕事の都合で週に1回のペースですが、コツコツと糸を作り溜め、染め、そして縞割や機準備を経て、途中養蚕も手伝いつつ、織り続け…本当に丸1年間かかりましたが、これで大石紬の全工程を一巡しました。

写真は仕上げで糊抜き(湯通し)をして干しているところ。風合いを出すためにも織りあがったら何度もお湯に通して糊を落とします。

次は縞柄に少しだけ絣を入れた九寸帯の製作に移りますが…その前に本人のたっての希望で「綾織を織ってみたい!」との事なので、普段2枚綜絖の平織仕様の機に綜絖を増やして4枚綜絖で織り見本を作ることにしました。

経糸には私が型染め用の布を織るためにと思って作っておいた少し太めの座繰り糸を譲ることにして、白のまま使います。緯糸にはキビソ糸を蛍光色に染めて使うことにしました。この染料、実は私が少し前に気になって買っておいたものですが、出番がなかなかなかったので、今回綾織練習用の糸を染めさせてもらいました。経糸が白なので、織り上がりはもう少しパステルカラーっぽくなる予定です。緯糸の1色だけは斑絣になるように、思い思いに括ってもらいました。来週から大石紬伝統工芸館で織りはじめます。

いや〜、蛍光色は鮮やかすぎて目がチカチカします。