昨年の11月中旬から単半巾帯づくり講習に通ってくださっているIさんの半巾帯がついに織り上がりました!初めての座繰り、初めての精練、初めての染色…と全工程ほぼ初めてというIさんでしたが、無事全工程ご自身の手で作り上げることが出来ました!

織りでは、最初は経糸が切れてしまいそうで恐る恐る筬打ちをしていたIさんも、慣れるにつれ打ち込みもしっかりとしてきて、織り上がる頃には格段に上達しているなぁと、横で見ていてもわかるほどでした。

途中少し大きめの傷ができてしまい、1日以上かけて織り直すといったハプニングもありましたが、それでも織りだけで5日間、座繰りからだと半日だけの日も含めて全18回大石に通っていただいて単半巾帯の完成です!

出来上がった帯は、キビソ糸のぼこぼこッとした風合いがありながらも光に当たると絹特有の光沢が出ます。また、Iさんの帯は薄い茜染めなので、どんな色の着物にも合わせやすいですし、是非是非今後たくさん締めていただけたら嬉しいな、と思います。

丁寧に織り上げた反物を外すために自らの手で経糸を切る時の心情を
「赤ちゃんの臍のを切るみたい」と表現されていました。
千巻(女巻)に巻き取られた4メートルの帯を引っ張って外します。
キビソ糸のなんとも言えない素朴な雰囲気が特徴の素敵な帯が出来上がりました。

【追記】
後日、帯を締めたお写真(残念ながら全身ではありませんが)を送ってくださいました。
私の妹(ビーズ刺繍作家)が製作させていただいた帯留めも使っていただけて嬉しい限りです。

キビソ糸のぼこぼこ感と単帯ならではの織ったままの耳が良い味出してます♪